花粉症・アレルギー

花粉症・アレルギー

花粉症は何科?

花粉症

花粉症は眼科に行くべきなのか、耳鼻科に行くべきなのか悩まれている方は多いことでしょう。

花粉症はアレルゲンとなる花粉が体の粘膜部分についてアレルギー反応を起こすものです。つまり、鼻や目、喉などに症状が起こり、数ヶ月間つらい症状が続くのが特徴です。花粉症で受診する場合には、もっとも強い症状が出ているところへ行きましょう。目がかゆくて仕方ないなら眼科へ行けば、より詳しい症状に合わせた薬を処方してもらえます。

花粉症の症状

花粉症の症状

花粉症になると、次のような症状が表れます。

  • さらっとした水っぽい鼻水が出る
  • 目がかゆい
  • 連続したくしゃみが出る
  • 涙が出る
  • のどがかゆくなる。咳が出る
  • 集中できない
  • 倦怠感がある

花粉症の原因は、IgE抗体が花粉を異物とみなしたときにヒスタミンなどを分泌して体外に出そうとする一種の免疫反応です。アレルゲンとなる花粉は、スギやヒノキ、ブタクサやイネなどです。
花粉症かどうかは、アレルギー検査をすれば分かります。採血検査が一般的ですが、注射が苦手な人には指先から少量の血を採る方法もあります。

花粉症の予防方法

花粉症は対策することでうまく乗り切ることができます。おもに、次のような方法があります。

早めに受診して薬を服用する

花粉症は、時期になって症状が出始める前に対策を講じる事が大事です。
花粉が飛び始める数種間前から抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの投与を開始することで、大きく症状が緩和されます。1月中旬くらいから予防を始めると春先の花粉症対策になります。

ゴーグルなど専用グッズを使う

花粉が体に付いたり吸い込んだりすることで症状が出るので、なるべく体に付かないようにします。
目花粉症対策のゴーグルや、さらっとしていて花粉が付着しにくい上着などを着ることでリスクを軽減します。髪の毛に付かないよう帽子をかぶったり、マスクをして花粉を吸い込まないようにします。

室内に花粉を持ち込まない

家の中に花粉があると、洗濯物は外に干さない、外出から帰ったら家に入る前によく払うようにしましょう。

花粉症の治療方法

クリニックでは、次のような花粉症の治療が行われます。

目薬

目薬には3種類あります。抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤です。
ステロイド剤は症状がひどいときに処方されます。抗アレルギー剤は血管拡張を引き起こすヒスタミンの働きを抑えるもので、抗ヒスタミン剤はいったん作られてしまったヒスタミンが受容体と結合してアレルギー反応を起こすのを抑える薬です。

点鼻薬

ステロイドの点鼻薬を処方するのが一般的です。

内服薬

抗アレルギー薬を処方するのが一般的ですが、中には眠くなるものもあるので、ご相談ください。
当院は院外処方ですが、漢方薬で改善する方も多いため、ご希望があれば漢方薬も処方します。

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